栄養補助食品の必要性

■市場の拡大

健康食品の市場は年々拡大しており、世の中の健康志向・健康ブームを反映しているといえますが、いたる所で目に付く、

○○の奇蹟の征ガン作用!!

○○で末期ガンがみるみる良くなる!!

と言った下品な宣伝広告や、薬事法という販売促進上の障壁を逃れるために出版されるバイブル本の氾濫に、何か非科学的かつ詐欺的でキナ臭いものを感じて、敬遠しておられる方も少なくないに違いありません。

様々な商品が、様々な理論を後ろ盾にして販売され、そのどれもが「最高」の製品であるかのような印象を与えるための商業努力の洗礼を受けているために、健康に関心を持つ私達一般の消費者を惑わせます。

しかし、本当にそういった健康食品には、高いお金を出してまで摂取する価値があるのでしょうか?

本当に医薬品ではない「食品」で、奇蹟的な治癒がおこるのでしょうか?

多くの方々がそれぞれに疑問と不安の入り混じった感情の中で、次々に現れては消える「奇蹟の食品」に翻弄されているようにも思えます。

このコーナーで、少しでもそれらの疑問や不安を解消するためのお手伝いが出来ればと思います。

■栄養補助食品の必要性

健康食品を販売する側がよく用いる理屈として、現代の食生活を改善補助するためには、栄養補助食品が必要不可欠であると言う理屈があります。

現代の文明社会においての食事情は、食養のコーナーでも触れていますが、劣悪化の一途を辿っており、戦後以降の世代から若年層に向かうにつれて「食原性症候群」と呼ばれる、食事を原因とした文明病・退化病が加速度的に増加しています。

トランス脂肪酸や過剰に使用される砂糖類、品質悪化防止など様々な目的で用いられる食品添加物、さらには農薬まみれの野菜etc…

私たちの食卓をにぎわせる(一見)豊かな食品達が、我々の健康を少なからず害しているのは間違いありません。

これらの食生活が、ガンや糖尿病、心臓病など様々な病気を引き起こす因子になっていることは、すでに山のような研究報告が明らかにしている所です。

何より見過ごせないのは、生産性のみを追及した近代農法によってもたらされる地力の低下が、野菜などの栄養価を極端に押し下げている事実です。

栄養価のみを考えた場合、伝統的農法によって栽培されていた昔と比較すると、現代は数倍の量を食べないと同程度の栄養を取り入れることはできないとする試算もあります。

戦後の50年で、野菜の栄養価は種類によって二分の一から、酷い場合では10分の1程度にまで低下していると言います。

そこに栄養補助食品の価値があります。

では、お金をかけて無農薬有機栽培の野菜を摂取すれば、問題はすべて解決するのでしょうか?

そうとは限りません。

現代人は腸内環境も悪化しているため、昔の世代に比べて、栄養の吸収能力が著しく低下しているという事実があり、折角良い食品を食べたとしても、上手く健康状態に反映させることができないのです。

では、吸収できるような健康度の高い人なら良いか?というと、それでも吸収率に配慮した良質な栄養補助食品は摂取する価値があると思われます。

私達を取り巻く環境を見渡せば、問題があるのは食事だけではありません。

水質の低下や、工業生産や自動車の排気ガス等による大気の汚染、経済最優先の社会で重くのしかかってくるストレスなど、現代人は食物中の栄養素の低下と反比例して増大する酸化ストレスと共に生きています。

本来、抗酸化物質は食品から摂取するものではありますが、これらの状況を考えると、抗酸化物質を中心とした栄養補助食品を摂取する必要性は日増しに高まっていると言えるのです。

医薬品ではない健康食品にたいした意味があるとは思えないという人もありますが、金儲けを企む心無い企業は別として、現代医学を学び、さらに代替医療にも豊かな経験と知識を持つ医師が、様々なサプリメントを自らの医療に取り入れている事例は少なくなく、決してサプリメントが単なるマヤカシや気休めでないことを物語っていると言えるでしょう。

しかし、健康食品の世界が疑似科学と詐欺的商法が横行する地雷地帯であることは明白な事実です。

それらの問題点についても、おいおい考えていくことにしましょう。

2007/03/02

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