水飲み健康法について

水飲み健康法は、西式を中心に実践者の多い健康法のようです。

人間は年齢や体格などによって個人差はありますが、大体1.5リットル程度の水を毎日自然に補給しています。

一般に、体外に排出される水というと、尿と汗が浮かびますが、他にも呼気や涙など様々な形で水分は出て行きます。

体から過度の水分が出て行くと脱水症状を起こし、生命維持に著しい支障をきたします。 そのため、体はある程度水を体内に溜めておく必要があるので、水をあまり飲まない人の場合、体が水の排出に制限をかけるのですが、当然新しく取り入れられる水が少なく、排出もされないため、体内の水は古い状態にあるわけです。

飲用に適した望ましい水の条件としては、まず「酵素反応を促進させる水」であることと、「水道水よりも界面活性力の高い水」であることが挙げられます。

水は様々な酵素が反応する際の触媒としての作用を持っています。

酵素には様々な働きを持つものがありますが、SODやカタラーゼなどの酵素は、活性酸素・フリーラジカルを消去する作用を持ち、この作用を阻害しないことが、健康に良い水の条件の一つになります。

ここで言う酵素反応とは、トータルで健康を維持するのに役立つ酵素反応を邪魔しないという意味です。

SOSA測定によって、その水の働きを確かめることが出来ますし、生体内での活性を確かめる試験も存在します。

良質の水を飲むことは、体を活性酸素・フリーラジカルの害から守り、それによって引き起こされる疾病(というより、ほとんどの病気に活性酸素が関わっています)の改善に役立ちます。

また「界面活性効果の高い水」であることも重要です。

「水と油」という表現をよく私たちは用いますが、水は油をまったく溶かせないわけではなく、水道水よりも2倍程度の界面活性力を持つ水が健康に良いとされています(あまり強すぎると人間に必要な油まで溶かしてしまいます)。

なぜなら、適度に油を溶かす力が強いと、高脂血症や脂肪肝などの病気の予防・改善に役立ち、今流行のデトックス(毒出し)を、安全に緩やかに(緩やかであることが安全の条件です)行うことが出来ます。

また、ダイオキシンなどの環境ホルモンや農薬などの有害物質は脂肪に蓄積される性質を持っているために、界面活性力の高い水を飲むことで、これらの害を排出できるのですが、神経には脂肪が多く含まれるため、多発性硬化症、重症筋無力症、パーキンソン病、進行性核上性麻痺などの神経に関する病気の予防改善にも、界面活性力の高い水が良い働きをしてくれるようです。

また認知症患者の萎縮した脳細胞からは水分の減少が確認されているために、良い水を多く飲むことは、認知症の予防にもなると考えられます。

飲む水の量が少ないと、血液の粘度が高まるため、脳出血などの様々な血管障害を引き起こすリスクが高まることにもなりますので、十分に注意が必要です。

体内の水は結合水と自由水に分かれます。

結合水とは細胞に直接結合しており、液体の水よりも10万倍以上動きが遅く、マイナス80度でも凍らない水であり、自由水とは文字通り、動きが活発で、融点が0度であるお馴染みの水ですが、継続して良い水を飲み続けることで、結合水を徐々に変化させることが出来るのです。

細胞に結合している水が変化していくと、体質も徐々に改善されていきますので、アトピーや花粉症をはじめとするアレルギー疾患が改善する方向に向かいます。

大体、飲む水を代えて、体に良い変化が起こる目安は1ヶ月程度と考えてください。

しかし、多くの本に書かれているように毎日二リットルもの水の飲むことは必ずしも推奨できるものではありません。

結合構造の適切な水であれば、一日に500cc程度で十分なのではないでしょうか。

実際に水飲み健康法で体に水毒を発生させている人が非常に多いようですから、飲む水の選択は勿論として、体に無理の無い範囲で行うということを十分に考慮して行うべきです。

2007/03/20

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