静電三法 楢崎皐月 著

イヤシロチの原理を発見した楢崎皐月博士による名著。

電磁気学などの基礎知識が無いと理解できない矢鱈と小難しい話がぎっしり詰まっていますが、イヤシロチについて書かれた書物が某経営コンサルタントのトンデモ本しかない以上は、この本を御紹介するしかありません。

本サイトで紹介した説明と重複しますが、楢崎博士は旧日本軍に従軍していた折、満州でイヤシロチ・ケガレチの原理を直感的に発見しました。

そのイヤシロチを作り出す技術として、地面に穴を掘って損傷電位を作り、そこに大量の活性炭を埋設する「炭素埋設法」を考案しました。

一時期ブームになったこのイヤシロチ化の技術もバブル崩壊以降の長引く不況の中で、次第に施工されることも少なくなりました。

炭素埋設法の問題点については、本HPの別コーナーで詳細に論じていますので、ご興味のある方は是非お読みください。

原著は1958年に出版され、1991年に鞄d子物性総合研究所が復刊しましたが、後に電子物性総合研究所が倒産し、それ以来しばらく入手困難となって、古書価が随分高くなった時期がありましたが、昨年(2006年)再び復刊されました。

これでまた誰でもこの本を入手できるようになりましたが、難しい本故、某経営コンサルタントの本ほどには読まれないに違いありません。

それでも原典にチャレンジしたい方にはイヤシロチや「場」の問題を学ぶために、これ以上ない名著だと言えるでしょう。

2007/05/31

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