逆浸透膜(RO)法の問題点

水に含まれる不純物を取り除くことが、浄水器の役割であるとするならば逆浸透膜を用いた浄水システムは最良の浄水器ということになります。

逆浸透膜は濾過膜の一種で、孔のサイズが2ナノメートル以下と非常に小さいために、ミネラルや塩類など水以外のものは一切通さないという性質を持っています。

この逆浸透膜を用いる浄水システムでは、不純物を含まない純水を得ることが出来、細菌やウイルスなどの病原体も排除することが出来るので、このRO法を用いた浄水器の市場は大きく、最近ではスーパーの水販売機にも設置されています(管理人宅の最寄のスーパーでも確認)。

しかし、この逆浸透膜法を用いたシステムには際立って重大な欠陥があります。

それは、ミネラルを一切含まないために、水分子同士が適切な結合構造をとることができず、人体には有害な水になってしまうのです。

生命の水研究所の松下和弘博士の測定結果でも、酵素活性の点では、水道水より悪い水という測定結果しか出なかったようです。

不純物を取り除くという意味の浄水器では、普通の活性炭と中空糸膜を用いたもので十分でしょう。

また、この方式では、濾過された不純物の扱いが重要で、加圧側の塩類濃度が上がり続けると濾過機能が働かなくなってしまうために、不純物が濃縮された濃縮水を常に排水する仕組みになっており、全ての水を人間が使用できる訳ではなく、無駄な水が出来ている感は否めません。

勿論、この方式には優れた面もあり、半導体洗浄用の純水製造や、海水を淡水化する際には非常に有用な技術ですので、遠洋航海などでも不可欠なシステムでしょう。

代替医療の世界的権威アンドルーワイル博士の古い著書で、博士は逆浸透膜法による浄水器を推奨しておられましたが、後の著作では「最近は使用していない」と書かれていたと記憶しています。

水にも五月蝿いワイル博士が、現在はどのような浄水器にハマっているのか、気になるところです。

2007/03/19

トップへ