旬について

食べ物にとって「旬」というと、単にその食材がもっとも美味である季節、といった程度の意味でしか一般には考えられていません。

しかし、これは何度も申し述べますように、身土不二や陰陽とつながったものであり、全体を考えないと本当の意味は見えてこないものだと思います。

その季節にもっとも美味しいということは、当然ですが、含まれる栄養価が変化していることを意味します。

つまり、その時期に最高の栄養状態になるからこそ、「旬」の食材は美味しく、有難がられるのです。

自然のサイクルを無視したハウス野菜はその点から言えば言語道断で、野菜本来のビタミンやミネラルが極端に少なく、栽培に手間も予算もかかり、ビニールハウスの寿命も案外短いために大量のゴミが出て、その上美味しくないという、特別その食材が大好物で年中食べていたいと願う人間以外には、一つも良いことのない非生産的なものといえます。

旬のものは自然に逆らわずに収穫され、我々消費者に届けられるため、価格も安く、その上美味しいという良いこと尽くめなのです。

季節はずれな食べ物は、体にも家計にも良くありません。

消費者が賢くなれば農業も変わるはずです。

旬の大切さを皆が知れば、業者は季節はずれのものを売れなくなる。

考えすぎでしょうか?

2007/02/10

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