大丈夫!不妊は漢方で治る 寺師睦宗 著

昭和漢方の立役者・大塚敬節先生に学んだ寺師睦宗先生の本です。

寺師睦宗先生は、鹿児島医学専門学校(現在の鹿児島大学医学部)を卒業後、早稲田大学政経学部政治学科で政治学を学ぶという一風変わった経歴をお持ちで、その後大塚敬節先生に漢方を学ばれたのですが、或る不妊症の患者さんの治療に当たり、子宝を授かった患者さんの大変な喜びようを見て、漢方による不妊治療を専門とすることを決意され、その後一貫して不妊症の漢方治療に取り組まれて、現在もこの分野のパイオニアとして活躍されています。

不妊の漢方治療について様々に述べられていますが、多くの体験談が掲載されており、下品なバイブル本のそれとは違って、何とも爽やかな読後感を与える内容です。

現在不妊外来で行われている不妊治療しか知らない患者さんに、是非このような方法もあるということを知って頂きたいと思い、この本をご紹介しました。

病院で行われている体外受精などの体に負担を掛ける方法ではなく、体の諸問題を改善することで自然に妊娠できる状態に持っていくという至極当たり前の方法を漢方で行っているところに着目して読み進めて頂きたいと思います。

2007/06/01

トップへ